The Musicのデビューアルバム。本作を発表する前にフジロックで来日しており、そこで新人バンドとしては異例の入場規制がかかるほど白熱したライブを披露。
イギリスでもデビュー前から話題となっており、そんな中で満を持してリリースされたのがこの作品。
メタリックなグルーヴ感
多くの方が仰っているように、グルーヴ感抜群のサウンドにメタリックなギター、ダンスミュージックを思い起こさせるノリの良さなどが特徴として挙げられている。
特にダンスミュージックとロックの組み合わせについてはストーンローゼズからの影響を感じずにはいられない。しかし若々しさを反映させた変芸自在なメタリックギターとハイトーンヴォーカルが使われていることで、オリジナリティを出すことが出来ている。
ライブを意識したノリの良い楽曲が基本だが、メロウなギターやスロウナンバーなどもあり音楽性の幅広さも感じられる。
ただ、不器用さも否めないといったところ。まだ若いしこれから大きく化ける可能性も全然ありえるということで、The Musicの才能と可能性をひしひしと感じる事が出来る作品と言えよう。最後に…とりあえず#7「The People」、#8「Getaway」は素晴らしい楽曲だった。
トラックリスト
- The Dance
- Take the Long Road and Walk It
- Human
- The Truth Is No Words
- Float
- Turn Out the Light
- The People
- Getaway
- Disco
- Too High
※赤マーカは、おすすめ曲
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