凍える季節感を暖める、暖炉のような音楽
Travisの2ndアルバム。前作からの変化が大きく話題になった作品でもあり、彼らの出世作でもある。この作品は体を温めてくれる、まさに暖炉のようである。前作とは違い終始バラードや美メロによる、とても内省的な楽曲がそろっている。この作品の曲を聴くとなんだか救われたような…、悲しみを共感してくれているような…とてもセンチメンタルな気分に浸ることが出来る。
ヒット曲#1「Writing to Reach You」は、サビでの感傷的な歌声が痛々しくも美しい。#2「Fear」、#3「As You Are」は、#4「Driftwood」までの繋ぎのような立ち位置の楽曲だが、虚無感とメロディの良さが出ており、この作品の雰囲気をうまく表している楽曲だと思う。そして個人的に#4「Driftwood」から#7「Why Does It Always Rain on me?」までの流れは素晴らしいと思っている。
あと、個人的に一番好きな楽曲は#7「Why Does It Always Rain on me?」。Travisを好きになったきっかけの楽曲。因みにジャケットも、アルバムの雰囲気が出てて良い。
トラックリスト
- Writing to Reach You
- Fear
- As You Are
- Driftwood
- Last Laugh of the Laughter
- Turn
- Why Does It Always Rain on me?
- Luv
- She’s So Strange
- Slide Show
※赤マーカは、おすすめ曲
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