Sugarcultの2ndアルバム。トラックのどこをとっても、ポップで口ずさめるサウンドが楽しめる、正統派ポップパンク作品。そこには難解さは無く、ひたすら爽やかで純粋である。持ち味のポップさを存分に堪能できる名曲#3「Memory」を中心にオープニングの四曲は、吹き抜ける風を両手を広げながら浴びているような気持ち良さ。あとイントロに癖がある⑥や、個人的にツボだった#10「Head Up」なども印象的だった。
どの曲も聴きやすいのは確かだが、この手のサウンドは通して聴くと途中でダレてしまう。ドラムは力強くて良いのだが、同じようなフレーズがアルバムを通してどこにでも出てきたり(手数が少ない)、曲調が似通っていたりしているのはホントに惜しい。
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