「Palm Trees and Power Lines」(2003) / Sugarcult

レビュー

Sugarcultの2ndアルバム。トラックのどこをとっても、ポップで口ずさめるサウンドが楽しめる、正統派ポップパンク作品。そこには難解さは無く、ひたすら爽やかで純粋である。持ち味のポップさを存分に堪能できる名曲#3「Memory」を中心にオープニングの四曲は、吹き抜ける風を両手を広げながら浴びているような気持ち良さ。あとイントロに癖がある⑥や、個人的にツボだった#10「Head Up」なども印象的だった。

どの曲も聴きやすいのは確かだが、この手のサウンドは通して聴くと途中でダレてしまう。ドラムは力強くて良いのだが、同じようなフレーズがアルバムを通してどこにでも出てきたり(手数が少ない)、曲調が似通っていたりしているのはホントに惜しい。

トラックリスト

  1. She’s The Blade
  2. Crying
  3. Memory
  4. Worst December
  5. Back To California
  6. Destination Anywhere
  7. Champagne
  1. What You Say
  2. Over
  3. Head Up
  4. Counting Stars
  5. Sign Off
  6. Blackout

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