「Superunknown」(1994) / Soundgarden

レビュー

うねりまわるリフ、重いサウンド…彼らの魅力が凝縮された最高傑作

前作『Badmotorfinger』で人気に火がついたSoundgardenの6枚目にあたるアルバム。

前作までのラウドで荒い部分が多少削ぎ落とされて、ヘヴィさがさらに際立った作品となっている。Black Sabbathからの影響も伺えるミドルテンポで地を這うようにうねるリフ、古き良きロックサウンドを巧みに鳴らしている。

飛び跳ねたくなるような疾走感、手数の多いドラムなど利き所満載の#5「Superunknown」。スローテンポの名曲#7「Black Hole Sun」。リフの重さとうねりがとてつもない#4「Mailman」#13「4th of July」など聞き所満載。とりわけ#5はかっこよすぎて、購入時にずっと聴いてたのが懐かしい。アルバムの後半は地味に感じるが、聴き込み甲斐がある曲に溢れている。

特徴的なリフやテンポによって作られた個性的な楽曲がそろっていて、何回も聴き込みたくなる作品である。クリスのヴォーカルにもうっとりさせられる。そして本作はSoungardenの傑作との声も高く、90年代、グランジを代表する作品の一つでもある。必聴。

トラックリスト

  1. Let Me Drown
  2. My Wave
  3. Fell on Black Days
  4. Mailman
  5. Superunknown
  6. Head Down
  7. Black Hole Sun
  8. Spoonman
  1. Limo Wreck
  2. Day I Tried to Live
  3. Kickstand
  4. Fresh Tendrils
  5. 4th of July
  6. Half
  7. Like Suicide
  8. She Likes Surprises

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