30代会社員が、東京→松山に電車で1泊2日の一人旅してきた

旅行

国内旅行といえば色んな候補地がありますが、行くのに少し難易度が上がるのが四国ではないでしょうか。そもそもどうやって行くの?という疑問もありますし、特に都内からだと遠いため、行くのをためらいがちな観光地という勝手なイメージがあります。

しかし工夫すれば1泊2日でも満足の行く旅行はできるはず!そう考え、お盆休みを使って松山へ行ってきました。

これから紹介する内容は、以下の方には参考になるかもしれません。

  • 電車や移動時間こそ旅行の醍醐味
  • コストを抑えて四国に行きたい
  • それでも有名所は抑えたい
  • 2日間でも楽しみたい

自分が決めた今回の旅行の目的と達成有無、鉄道のルートと所要時間、掛かった交通費などもまとめました。

あと要所で電車の乗り方や注意事項なども書きましたので、同じ様な旅を計画している方は参考になるかもしれません。

旅の目的

今回の旅の目的は以下です。(優先順)

  • 下灘駅に下車して写真を撮る
  • 道後温泉に入る
  • 高松駅舎を見る
  • 松山城を観光する
  • 名店の讃岐うどんを食べる

下灘駅は、今回の真の目的です。青春18きっぷのポスターとして知られた駅ですが、様々なメディアで紹介されたことで、いまや一大観光スポットになっているようです。

道後温泉は、松山の代名詞ともいえる観光地です。時間があれば入りたいと思います。

高松駅舎は、旅行動画や写真で高松駅を見て可愛かったので、松山に行く途中に写真を撮りたいと思います。

松山城は、松山市内の観光スポットとして有名です。高い立地に建造されたお城を是非見てみたいと思います。

讃岐うどんは、香川に寄るなら食べなくてどうする、という気持ちでした。せっかくなので昼食がてら、金蔵寺駅から行ける名店「釜あげうどん 長田 in 香の香」で美味しい1杯を頂こうと思います。

プラン

目的を達成するためのプランを以下のように作りました。

1日目のプラン

  1. 新横浜~高松へ移動 → 「高松駅舎を見る」
  2. 金蔵寺へ移動 → 「名店の讃岐うどんを食べる」
  3. 松山へ移動、駅前のホテルにチェックイン
  4. 道後温泉街へ移動 → 「道後温泉に入る」
  5. 松山駅前に戻り宿泊

2日目のプラン

  1. 松山駅前のホテルをチェックアウト
  2. 下灘駅へ移動 → 「下灘駅に下車して写真を撮る」
  3. 松山に戻り、大街道へ移動 → 「松山城を観光する」
  4. 松山に戻り、そのまま帰る

1日目

新横浜(7:00発)~岡山(9:57着)

まずは新幹線で新横浜駅から岡山を目指します。

新横浜駅

ちなみに切符を買うときは、ここで高松まで買っておくことをオススメします。

なぜなら岡山に着いてから高松行の切符を買う際、券売所が混み合っている可能性があるからです。特に行楽シーズンは混み合っているので、岡山からの乗り換えを短くしたい場合は合わせて買っておきましょう。

高松までの乗車券

そして約3時間で岡山に到着しました。

岡山(10:23発)~高松(11:18着)

岡山に着いてから快速マリンライナーに乗り換え、瀬戸大橋を渡って高松に向かいます。

快速マリンライナー

この後うどんを食べるため、名店「釜あげうどん 長田 in 香の香」の最寄り駅である金蔵寺駅に向かいます。

しかしその前に、目的のひとつであった高松駅舎や広場など撮影。目的の一つが達成されました。

高松駅の駅舎が可愛い!

大きなガラス窓にアイコンのような顔が付いていて、とてもチャーミングな駅舎でした。もっと周辺を探索したいと思いましたが、時間の都合上断念しました。

「高松駅舎を見る」達成

高松(11:40発)~金蔵寺(12:21着)

高松についてから約20分後、金蔵寺駅を目指すため出発しました。「釜あげうどん 長田 in 香の香」で昼食を食べるためです。途中で坂出駅で乗り換えをしながら向かいました。

金蔵寺駅 ホーム

ここで昼食を取る上で注意しないといけないのは、電車の本数の少なさです。金蔵寺駅を発着する電車は一時間に一本ペースなので、それに合わせて昼食プランを考えなければいけません。駅から遠いお店に行けば、それだけ移動で時間を使うことになります。電車一本でも乗り遅れると、当然ながら一時間ほどプランが崩れるので気をつけましょう。

それを踏まえて向かった名店ですが、徒歩10分ほどのところにあります。

釜あげうどん 長田 in 香の香

住所:〒765-0031 香川県善通寺市金蔵寺町1180
営業日:平日・土日祝 9:00~15:00
定休日:毎週水・木曜日

しかし!あまりの行列に入るのを断念…。行列が入口から壁を伝ってお店の後ろにまで達していました。(ショックのあまり、写真撮り忘れました。)それもそのはずで、お昼すぎの一番混んでる時間に行ってしまったことと、お盆休みの真っ只中だったためです。

もともと多少待つことは覚悟していましたが、このあとのプランのこと考え、断念しました。悔しい。

「讃岐うどんを食べる」断念

※もっと早い時間に来ればよかった
※そもそも行楽シーズンを避けてリベンジしたい

ちなみに昼食は、金蔵寺駅前のカフェレストランでいただきました。

金蔵寺(13:22)~多度津(13:26着、14:23発)~松山(16:16着)

さあ、ここからが長い電車移動が始まります。まずは乗り換えのため多度津駅に向かいます。

多度津駅 駅舎

多度津に着いたら一時間ほど待ちます。その間に「切符購入」「飲み物調達」「周辺探索」などして時間を潰します。

松山までは「特急しおかぜ」で向かうので、切符は乗車券と合わせて特急券も購入します。

乗車券と特急券
ホームで待っていたら、向かいにアンパンマン列車が到着

そして多度津から搭乗した特急しおかぜに揺られること約2時間。

ついに松山駅に到着しました!今回の旅の拠点になる場所です。

松山駅 旧字体の「驛」が古風な雰囲気を出している。

ここまで新幹線で約3時間、高松からの移動で約3時間、計6時間ほど電車に揺られた計算になります。とにかく移動の時間が長いです。

車窓を眺めるか、寝るか、暇つぶしの何かをするかなどを決めておくと今回の旅がより充実したものになりそうです。ちなみに自分は「駅メモ」というアプリでひたすら駅の記録をしていました(笑)

そこから近くで予約していたホテルにチェックインを済ませます。

松山駅前(17:10発)~道後温泉(17:36着)

その後伊予鉄道(路面電車)でいよいよ道後温泉に向かいます。

運賃は一律180円です。支払いにSuicaは使えず、観光客は基本現金になります。お釣りの返金はないそうですが、社内に両替機があるのでそこで現金を準備できます。

路面電車なので、信号機で止まったり、車と並走したりして町中に溶け込んでいます。名産のミカンをイメージしたと思われるオレンジのカラーリングがまたいいですね。

30分程で道後温泉には着きました。駅舎がおしゃれです。

道後温泉駅 おしゃれな駅舎

向かいには商店街の入口があります。中にはお土産屋さんをはじめ、愛媛の名産を販売しているお店がたくさんあります。郷土料理の鯛めし屋さんやじゃこ天が食べられるお店もあります。

駅の向かいには商店街の入口

「10 FACTORY 道後店」は愛媛みかんジュースの専門店でジュースの飲み比べができる。どれも飲んだことあるけど味がぜんぜん違うので驚いた(小並感)みかんビールもあるらしい。

みかんジュースの飲み比べ 500円

そして目的の道後温泉(本館)の入浴ですが、整理券を貰っていないと入場できないらしく、その整理券は16時頃には配り終わったところだそう。やはり行楽シーズンを外して来るべきでした。

改装中のため、ペイントされた外壁が覆っている。

ちなみに事前予約は出来ないようで、入るには現地で係の人から手渡しで整理券をもらう以外、手段はありません。

道後温泉本館

住所:愛媛県松山市道後湯之町4番30号
営業時間:6:00〜23:00(札止 22:30)
料金:大人(12歳以上) 460円、小人(2〜11歳) 160円

「道後温泉に入る」断念

※行楽シーズンだとすぐには入れなさそう
※商店街は歩いているだけで楽しめた

さて、夕食ですが、道後温泉街の瀬戸内料理屋さんでいただきました。せっかくなので郷土料理の鯛めしを食べたいと思い、行ったのは「味倉」というお店。

天然鯛 ひゅうがめし 1300円

自分が頼んだ「ひゅうがめし」は注文すると写真の様に届き、そこからタレや具を混ぜたりして丼にしてから頂きます。食べ方についての説明の張り紙もありました。

商店街の入口近くにあるお店なのですが、他の鯛めしやさんが行列を作っていたのに対し、こちらはすぐに案内されて入れました。ただ店を出る時、待っているお客さんがたくさんいたので、タイミングが良かったのかもしれません。ちなみに自分は19時前後に入りました。

味倉

住所:愛媛県松山市道後湯之町12-32
営業時間:
 11:00~14:00(L.O.13:45)
 17:00~21:00(L.O.20:45)
定休日:毎週火曜日

次からは二日目の様子と、旅行の総括(目的の達成度、トータルの交通費など)を書いていきます。

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