「Origin of Symmetry」(2001) / MUSE

レビュー

イギリスのギターロックバンド、MUSEの2ndアルバム。

前作「Showbiz」で鮮烈なデビューを飾った彼ら。その音楽性からレディオヘッドのフォロワーというイメージが出来上がってしまったと思われた彼ら。しかしそのイメージを早々に払拭し、オリジナリティを加えることに成功したのがこの作品。

過剰な美学を提示し、MUSEのオリジナリティが確立

前作で印象的だった荒いギターも健在で、大胆な曲展開や壮大なメロディを駆使したことにより一まわりも二まわりも成長した印象を受ける。そんな大胆なイメージチェンジを経たサウンドからは、MUSEの実験性も感じることが出来る。

#1「New Born」は、イントロの繊細なサウンドから攻撃的なサウンドに移行する部分が特に衝撃的で、一度聴いたら忘れることが出来ない。

#3「Space Dementia」#6「Citizen Erased」は、壮大さや憂いが辺りを包む、このアルバムのイメージを作り上げるような曲。そして名曲#5「Plug in Baby」はキャッチーさ抜群のナンバー。と、前半は特に素晴らしい内容となっている。

音楽の貪欲な追求、それに加え彼等のサウンドクオリティの高さも相まって、ここでMUSEのオリジナリティとイメージは完全に作られたと私は考えている。にしても2ndでここまで様々なサウンドを混在させつつ自分達の世界を作りあげてしまったことに驚きを隠せない。

トラックリスト

  1. New Born
  2. Bliss
  3. Space Dementia
  4. Hyper Music
  5. Plug in Baby
  6. Citizen Erased
  1. Micro Cuts
  2. Screenager
  3. Darkshines
  4. Feeling Good
  5. Futurism
  6. Megalomania

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