2.Just a real love night
3.keep yourself alive [more rock]
4.Living on…!
5.I BELIEVE [album earth mix]
6.summer visit
8.I’m proud [full version]
9.Somebody loves you
10.LOVE BRACE
11.I BELIEVE [play piano]
90年代のJ-POPを代表する一枚
小室哲哉プロデュースによって華々しくデビューした華原朋美の1stアルバム。
#3「keep yourself alive」#5「I BELIEVE」#8「I’m proud」と、後にシングルカットされた#10「LOVE BRACE」を加えてシングルは全部で4曲。小室哲哉プロデュースで、彼がプッシュしまくっていた華原朋美のデビューともあってか初動売上げでミリオンを突破。といってもヒットした本当の要因は楽曲の良さにあるでしょう。ほとんどの楽曲がシングルに出来るんじゃないかと思うぐらい濃い内容。彼女がこのアルバムを映画のようだと喜んで語っていたらしいけれど、僕もそう感じます。全体を通しての切ないラブシネマのような曲構成はとても上品で、全体を通して聴き応えが有ります。上記のシングル曲も、すべて本作の雰囲気に合うようにリミックスして統一性を持たせており、その徹底ぶりからも、本作への力の入れようが伝わってきますね。
アルバムの盛り上がりどころはやはり名曲#5「I BELIEVE」と#8「I’m proud」だろうか。#5は、アレンジされたシングル曲の中で最も雰囲気が変わった曲ですね。デジタルロック調の雰囲気から、大人しい曲調になり、アルバムの雰囲気に溶け込ませています。他にも、#2「Just a real love night」#3「keep yourself alive」の力強いデジロックナンバーや、恋のハッピーエンドを静かに、そして壮大に表現したバラード#10「LOVE BRACE」など聴き所は多い。オープニング#1「LOVE BRACE[overture]」とエンディング#11「I BELIEVE [play piano]」は、ピアノによるインストで、これまた映画のように壮大です。
小室哲也の作った曲と華原朋美の声が美しく響き合い、クリスマスのイルミネーションが頭に浮かんで来る、とてもおしゃれな作品です。華原朋美のデビュー作にして傑作アルバムでしょう。望むことならクリスマスに恋人と車の中で聴きたいなぁ、と、本作を聴きながら妄想してしまいます(笑)。
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