「A Hundred Days Off」(2002) / Underworld

レビュー

内省的かつ芸術的な側面を押し出した、新生Underworld作品

ケミカル・ブラザーズのStar Guitarを彷彿とさせるアンセム#2「Two Months Off」を収録した、通算4作目のアルバム。ダレン・エマーソンが抜け、デュオとなったアンダーワールドによる初の作品でもあるが、きらびやかで心地よいクラブサウンドは健在。

本作を聴いて感じたのは、深夜の寝静まった都会をぼんやり眺めているイメージ。ダウナーな曲が多く、相変わらず洗練されている音も相まって、サラッと聞き流す事もできるし、音の一つ一つを味わうように楽しむ事もできる。内省的かつ芸術的な作品となっている。

#3「Twist」から中盤の雰囲気は、まさに暗闇を寝ぼけ眼でさまようかのようで、深夜から夜明け間近の薄暗がりな景色へ移り変わっていくかのようである。
かと思えば王道のクラブサウンドでノリノリにする#8「Dinosaur Adventure 3D」があるのも面白い。個人的にこの曲が本作で一番リピートしていたりする。

クラブサウンドのノリより、サウンドの一音一音に神経を尖らせた作品と言える。とりあえずは#2「Two Months Off」はアンダーワールドの名曲なのでぜひ聴いてもらいたい。

トラックリスト

  1. Mo Move
  2. Two Months Off
  3. Twist
  4. Sola Sistim
  5. Little Speaker
  1. Trim
  2. Ess Gee
  3. Dinosaur Adventure 3D
  4. Ballet Lane
  5. Luetin

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