1.Drop You Vivid Colours
2.How High
3.The Sky
4.Turbo R
5.Give a Hint
6.Utatane no Hibi (l’ecume des jours)
7.Starred Leaf
8.Mother Pearl
9.Sun Ray
10.Rusty Wheel

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Luminous Orangeの4thアルバム。バンド内で様々なトラブルが頻発したということで、前作からやや月日が経過してのリリースとなった今作。この作品では元ナンバーガールのアヒトイナザワと中尾 憲太郎をサポートメンバーとして迎えてレコーディングされている。

以前までの作品と比べ、サウンドの力強さとスピード感がグッと増しており、ロック色が強くなったことを感じさせる。キリキリと唸るカラフルなギターノイズと脱力的なヴォーカル、さらには高度なテクニックを披露するドラム音などが、畳みかけるようにして耳に飛び込んでくる。不規則に並べられたようなそれぞれのメロディを紡ぎ合わせ、抜けの良いサウンドに仕上げている辺りは、センスの良さを感じるところ。この色彩豊かなバンドサウンドを「ペンキを壁にぶちまけたようなサウンド」と誰かが仰っていたが、まさにそんな感じを想像してもらって良い。外の暖かい日の光に照らされ、草むらを走り回っている様をイメージさせる、高揚感に満ちたアルバムである。

聴き始めた当初、Sonic Youthに似てるなー、という印象を強く持っていた。特に③④辺りは、ノイズの用い方や音の持っていき方がほんとに似ていると個人的には思う。しかしこの色彩豊かなアルバム内においてそれは、バンドの表現の幅を広げたことを証明してくれる重要な要素となっているのは間違いない。ざらっとした質感のギターサウンドを掻き鳴らし、甲高く唸らせ、テクニカルなリズム隊とともに突っ走るこの作品は、刺激的なギターロックをお探しの方にはぜひ聴いてもらいたい作品。


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