
Disc 1
1.LOVE IS DEAD
2.おでかけしましょ
3.未成年
4.闇の雨
5.MY SAD LOVE
6.Queens of Madrid
7.ヒミツなふたり
8.Strings of My Soul
9.赤い河
10.WILD ROAD
1.LOVE IS DEAD
2.おでかけしましょ
3.未成年
4.闇の雨
5.MY SAD LOVE
6.Queens of Madrid
7.ヒミツなふたり
8.Strings of My Soul
9.赤い河
10.WILD ROAD
Disc 2
1.Don’t Leave Me
2.Sweet Lil’ Devil
3.THE BORDER
4.JAP THE RIPPER
5.SLAVE TO THE NIGHT
6.春
7.破れぬ夢をひきずって
8.LADY NAVIGATION
9.もうかりまっか
10.farwell song
1.Don’t Leave Me
2.Sweet Lil’ Devil
3.THE BORDER
4.JAP THE RIPPER
5.SLAVE TO THE NIGHT
6.春
7.破れぬ夢をひきずって
8.LADY NAVIGATION
9.もうかりまっか
10.farwell song
見出し3
B’zの7枚目のアルバム。彼ら初の2枚組オリジナルアルバムだが、シングルは①と⑧のたった二曲。しかも⑧はスロウテンポのアコースティックナンバーに変貌し、アルバムの雰囲気を良く作り出しており、シングルでのダンサブルな面影は完全に無くなっている。なのでシングルは①のみ、とも言える。
ジャケットやタイトルからも滲み出ているように、古き良きハードロックやブルーズを根底に置いた、渋いサウンドの楽曲が並ぶ。しかし、いくら彼らが玄人好みな音選びをしても、相変わらずポップセンスは抜群なわけなのである。前作から頭角を現してきた図太いハードロックをはじめ、ジャジーな店で流れてきそうな楽曲や遊び心満載なモノなど、二枚に亘って幅広い音楽性を発揮している。おそらくB’zの作品で一番バラエティに富んだ作品だと思われる。メンバー曰く、思いつくままに作った曲をどんどんレコーディングしていった結果だとか。ここで鳴らされているサウンドが二人のルーツを強く感じさせるのは、そういった手法が影響しているからだろうか。
2枚組で大量の楽曲が並ぶ中、似通った曲も無く、聴くごとに深みが増すばかり。多くの名曲が生まれたこの作品は、B’zの傑作として選出されることも多い。当時は全盛期ということもあってか、2枚組オリジナルアルバムのセールス記録を塗り替える偉業も達成(現在も日本で歴代一位)。それにしても、悪ノリしたような②がこのアルバムの中で一番好きな曲になるとは思わなかった…。この時期の彼らはいろんな意味で抜け目ない。
2008. 7. 2